花嫁のためにしたいこと 〜ウェディングに携わるということ〜

 

こんにちは!Blaubeere WeddingのYumiです。

 

先日、ヘアメイクアップアーティストの友人が本を出版しました。

『花嫁のためにしたいこと』

Blaubeere(ブラウベーレ)でもお世話になっている田上麻美さん。

田上麻美さんの紹介ページはこちらから

 

彼女に初めて会ったのは10年以上前、私が新卒の新入社員だったころです。

同期だったけれど、すでに美容師としてはキャリアを積んだあと、

フランスでヘアメイクの勉強をしていました。

 

ブライダルは初めてと言っていたけれど、当時からウェディングのプロとして

彼女の働き方などとても尊敬していて、私はこのころから自分の結婚式は

彼女にヘアメイクをお願いすると決めていました。

 

その後、私は海外でウェディングの仕事をすることになり、

彼女はフリーランスに転身。

 

それから何年も経って、私の結婚式のことで連絡をしたら、

ウェディングではトップシーズンの桜の時期の

土曜日の大安だったのに、『喜んで!』と遠方まで来てくれました。

 

 

そんな彼女が今回、本を出しました。

どうしても読みたくて、日本で購入してドイツまで送ってもらいました。

 

届いて読み始めたら止まらなくて、そのまま最後まで読んで、

彼女に担当してもらった花嫁さんのこととか、

彼女の想いとか、一緒に働いていたころのこと、

自分の結婚式のこと、いろいろ考えて、涙が出ました。

 

彼女の本で心に残っていることがあります。

 

「私はヘアメイクだからといって、

それ以外は知りませんなんてことこれっぽっちもしたくない」

 

私は、ウェディングに携わるってこういうことなのかなと思うんです。

 

私はウェディングコーディネーターだけど、特別なスキルがあるわけじゃない。

ヘアメイクさんやフォトグラファー、その他のたくさんのプロや、

ゲストの皆様、新郎新婦様の協力を得て、1つの結婚式を作っています。

 

立場は違えど、彼女が同じようにヘアメイクに携わっているんだなと思うと

少し自信が持てるような気がします。

 

田上さんは美容師さんやヘアメイクさんなど同業者からの依頼も多い。

プランナーやフォトグラファーなどブライダル関係者からの依頼も多い。

 

それは、彼女がヘアメイクのスキルが高いということだけではなく、

これまでヘアメイクにとどまらずに新郎新婦のことを考えて

真摯に1組1組の結婚式と向き合ってきたからだと思います。

 

ウェディングで独立する人の理由の多くは、

新郎新婦のために本当にベストなアドバイスやサポートをしたいから。

ではないかと思います。私もそうでした。彼女のように、

『花嫁のためにできること』ではなく、

『花嫁のためにしたいこと』がたくさんある。

そんなコーディネーターであり続けたいです。

 

彼女のような、志高い仲間がいて、

私はブライダル業界で頑張れるのかなと思うし、

こころ強くて幸せだなと思います。

 

彼女の本を読んで、私も結婚式に携わるということ、

新郎新婦様やご家族のためにしたいこと、について

改めて考えさせられました。

 

本の詳しい内容については控えさせていただきますが、

ブライダルに携わる人に広く読んでもらいたい本です。

 

また、この本が、彼女のウェディングへの想いが、

多くの花嫁様や、結婚式をどうしようか迷っている女性にも

届いて欲しいなと思っています。

 

詳しくはこちらから。(購入も)

 

わたしも、結婚式に携わる者として、

ウェディングプランナーであってプランナーにとどまらない。

そんな生き方をしていきたいと思います。

 

気になる!ヨーロッパの花嫁が選ぶウェディングドレスと選び方

 

こんにちは!Blaubeere WeddingのYumiです。

 

先日、ドイツのハンブルグで開催されたブライダルフェアに行ってきました。オーストラリアやカナダでも参加したことがありますが、ブライダル業界はどこの国でも華やかです。ドイツのフェアには、これから結婚しようというカップルや、家族連れや小さなお子様まで、たくさんの方が来られていました。

 

ちなみに、ドイツにはいわゆる結婚式場と呼ばれる会場はほとんどありません。結婚式もできるレストランやホテル、お城や教会で、普段はレストランやお城として営業や運営をされています。そのため、ブライダルフェアといっても日本でよくある結婚式場が開催する式場選びのためのフェアではなく、様々な分野のブライダルの専門家に会える場です。フェアというよりエキシビジョンで、ハンブルグ近郊のドレスショップやフリーで活躍する多方面のブライダルのプロ、パティシエさんや、バルーンデコレーションの会社などが出展していました。

 

今回はドイツのウェディングドレスをたくさん見させていただいたので、ドイツ、ヨーロッパの花嫁様が選ぶ人気のウェディングドレスとその選び方についてご紹介したいと思います。

 

人気のデザイン

 

 

ドイツでは、スレンダーラインやマーメイドラインのドレスが人気です。もちろん、Aラインやプリンセスライン、ビッグラインのようなふんわりしたドレスやレースやビーズを使った華やかなドレスもありますが、お店には細身のシンプルなデザインが多く揃っているというドレスショップが多かったです。

 

香港出身のスタイリストさんにお話を聞くと、とくに北ドイツは北欧との関わりが深く背が高い人が多いため、スタイリッシュでシンプルなデザインが人気だとおっしゃっていました。日本では土地柄によって結婚式が豪華だったりシンプルだったりしますが、ヨーロッパでは平均身長が人気ドレスに影響しているというのは面白いです。

 

ドレスショップのスタイリストさんは、ドイツに比べると南のスペインやイタリアは、Aラインやふんわりしたデザインのドレスも多くなるとおっしゃっていました。身長だけで似合うドレスは選べませんし、どのブランドにも様々なラインのドレスはありますが、どんなウェディングドレスを着たいか決まっている方は、ドレスショップがどの国のブランドを取り扱っているのかを調べてみるのもショップ選びの参考になるかもしれません。

 

人気のブランド

 

ヨーロッパで有名なウェディングドレスというと、スペインやイタリアのブランド名がよくあがります。ドイツのドレスショップでも近隣諸国でデザインされたものも多く、日本で有名なイタリアやニューヨークを主な拠点としているブランドはドイツでも有名です。

 

ウェディングドレス選び

 

格式高く厳かに教会式といったイメージのあるヨーロッパウェディングですが、披露宴ではダンスを披露するのが一般的なドイツ。ドイツ以外のヨーロッパの国々や北米、オーストラリアなども披露宴にダンスは欠かせないものです。そのため、とくにダンスが得意な方や好きな方は、トレーンが長いものよりも踊りやすいシンプルなものや、短くアレンジできるトレーンのついたドレス、トレーンが取り外しできるデザインのものを選ばれています。

 

日本から見たヨーロッパウェディングといえば、立派な教会のヴァージンロードや、格式高いホテルの階段にウェディングドレスのトレーンが映えるというイメージが強かったので、私も初めてドレスショップを訪れたときは驚きました。

 

また、ドイツの結婚式は長時間に渡り行われます。私がこれまでに参列した結婚式も、全て午前中に挙式、夕方にパーティ開始で翌日の朝までというスケジュールでした。日本のようにお色直しもなく、ずっとウェディングドレスで過ごす花嫁様にとってはデザインはもちろんですが、ドレスの重み、着心地なども重要なドレス選びのポイントになっています。

 

とはいえ、もともとブランド志向が強い人が少ないイメージのドイツ。私の周りのドイツ人やドイツに住む日本人の花嫁様もブランドやデザイナーさんで選ぶというより、気に入ったデザインや着心地でドレスを選ぶという方が多いように感じます。ドイツにはデザイナーやパタンナー、縫製担当の方が常駐しているドレスショップが多くあり、セミオーダーでウェディングドレスを作れたり、その場でドレスの補正だけでなくデザインを変えてくれるドレスショップなどもあります。私がウェディングドレスを購入したドレスショップでも、躊躇なくドレスの袖やトレーンを切っている担当の方がいて驚きました。

 

購入かレンタルか

 

ドイツではウェディングドレスは購入が一般的です。その他のヨーロッパの国でもウェディングドレスは購入する花嫁様が圧倒的に多いです。最近ではドイツでもレンタルドレスを見かけるようになりましたが、私の夫も「一生に一度なのに他人が着たものを着るの?」と言っていたので、単に『購入して当然』という意識があるのかなとも思います。

 

個人的な印象ではありますが、ヨーロッパの結婚式は移動があるのが普通で、挙式(区役所での入籍)と披露宴(ウェディングパーティ)は別の日ということもあったり、パーティでは翌朝まで踊り続けたりするので、購入のほうが双方にとってメリットが大きいとも思います。

 

ヨーロッパのウェディングドレスの購入価格

 

気になるドイツのウェディングドレスのお値段は、だいたい300€〜1,500€程度 (4万円〜20万円くらい) です。ドイツ以外の、ヨーロッパの国々もそれほど変わらない価格でドレスを購入できます。もちろん、これ以下で購入できるドレスもあれば、見たこともないようなお値段のものもありますので、日本と同じくピンキリといえばそうですが、実際に花嫁様が選んでいるドレスの相場は日本のレンタルドレスよりリーズナブルという印象です。ちなみに、日本のようにお色直しをするという文化はなく、ほとんどの花嫁さんが1日中ウェディングドレスで過ごします

 

 

いかがでしたか。ドイツやヨーロッパでのドレス選びにご興味があれば、ドレスショップへのご予約や同行も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。合わせてロケーションフォトやハネムーンフォトの撮影も承っております。

ヨーロッパと日本、結婚式のスタイルは違っても花嫁様のウェディングドレスへの想いは共通しているように思います。ウェディングドレスは特別なもの、日本でももう少し自由にドレスが選べるようになると良いなと思います。

テーブルコーディネーターが教える ペーパーナプキンの使い方

こんにちは、Blaubeere WeddingのYumiです。

 

先日、もともと好きだったテーブルコーディネートで

お仕事をさせていただく機会に恵まれました。

今年はもっとテーブルについて深く勉強し、

テーブルコーディネーターとしても活動をしていきたいと思っています。

 

さて、最近は日本でもよく聞くようになったレストランやカフェでのウェディング。

 

カフェやレストランを会場に選べば、また記念日やお祝いで使えたり、

お二人にとって特別な場所であり続けられるというのがいいですよね。

 

ドイツではレストランウェディングが一般的で、銀婚式や金婚式の際、

同じ場所でパーティを開催するというのもよく聞く話です。

25年、50年経ってもお祝いをするドイツの文化が素敵だなと思っています。

 

とはいえ、レストランやカフェでのウェディングの場合は、

結婚式場とは違って融通が効かない点もあります。

例えば、会場では白いナプキンしか準備できないということも。

ドイツのレストランも同じです。

 

もともと白いナプキンは清潔の象徴なので、白にこだわるレストランもあります。

 

結婚式場では、カラーナプキンに変更するのに1枚300円以上かかったり、

テーブルクロスを変更するとさらに追加料金が必要になったり。

 

それでもテーブル装花やウェディング全体のイメージと

テーブルセッティングを合わせたいこともありますよね。

 

そんなときにおすすめのコーディネートが、

白ナプキンにカラーのペーパーナプキンをプラスする方法です。

ナプキンの折り方を工夫するとより華やかになります。

 

白いナフキンは漂白することができるので、クリーニングで

再度使うことができるので、環境大国のドイツのレストラン

ウェディングでは定番のコーディネートです。

ぜひ、参考にしてみてください。

 

鮮やかなピンクのコーディネート

淡いピンクのコーディネート

クリーム色のコーディネート

グレーと淡いオレンジのコーディネート

黄色のコーディネート

 

白いテーブルクロスにナプキンでも、

テーブル装花に合わせた色のペーパーナプキンを

組み合わせて使うだけで華やかになります。

 

ただし、ナプキンの折り方をアレンジしたりペーパーナプキンを

使用するということは、フォーマルではないコーディネートなので

カジュアルな印象になります。

ご検討の際は、その点も踏まえてTPOに合わせてお選びください。

 

お二人のイメージに合うお気に入りのコーディネートで

特別な日を向かえられますように。

 


結婚式・ブライダルランキング

結婚写真ランキング

ヨーロッパフォトウェディングプラン 2018年撮影受付中

こんにちは、Blaubeere WeddingのYumiです。

 

ドイツも寒い日が続いています。

私の住んでいる北ドイツはあまり雪は降りませんが、

ドイツの冬は雨も多くウェディングが少ない時期。

 

でも、わたし個人的には冬の結婚式や、前撮り、後撮りも好きです。

 

空気が澄んでいて、イルミネーションでのフォトも雰囲気が出て素敵。

晴天での写真は難しいけど、それはそれでヨーロッパらしい。

 

先日、ロケーションフォトに同行してきました。

目の前にはハンブルグの誇るアルスター湖。

 

アルスター湖と、その向こうに広がるハンブルグの景色を背景に、

ウェディングドレスの白とブーケのピンクが映えて、とても素敵でした。

新郎新婦様よりもテンションの高いフォトグラファーと

コーディネーター。とても楽しい撮影でした。

 

寒い中でしたが、おふたりの笑顔がとても印象的で、

やっぱりブライダルの仕事が好きだなと改めて感じました。

 

写真の仕上がりが楽しみです。(ブログの写真は私の撮影です)

 

ハンブルグは、日本ではあまり知られていない街かもしれませんが、

ドイツ第二の都市でもあり、ドイツを代表する港町。

おしゃれな場所が実はたくさんあります。

 

ノイシュバインシュタイン城のような目立つ観光地ではありませんが、

北ドイツらしい写真や港町ならではの写真も残していただけるはず。

 

Blaubeere Wedding では、

ドイツ在住の写真家タイナカジュンペイ氏とタイアップ。

ドイツでのフォトウェディングを承っております。

 

前撮りや後撮り、ハネムーンフォトなどでもご利用可能です。

詳しくはコンタクトフォームよりお問い合わせください。

 

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